統一教会の守り神について




2022.08.09





 安倍が襲撃されたことをきっかけにして、自民党と統一教会の知られざる闇の部分が表沙汰になってきた。
 1980年代から90年代にかけては統一教会の悪行が頻繁に報道されて、その非人間的な振る舞いが非難をあびた。
 当時、多くの日本国民が莫大な金銭的な被害を受けたことを20代や30代なら知らないと言うこともあるだろうが、70歳目前の安倍が知らないはずが無い。まさに、ようく知っていながらビデオメッセージで統一教会の総裁の名前を挙げて、統一教会を賛美したのだ。
 これだけでも驚きだったのだが、自民党の多くの議員ども、特に安倍派の議員が統一教会と密接なつながりがあると言うことを知って、驚き呆れた。
 その後に自民党の議員が、統一教会の票を派閥の領袖が差配していたと言うことをテレビに出て言っていたのだが、その領袖というのは安倍元総理大臣だと言うことは、今や誰もが知っているという状況になってきた。

 統一教会というのは韓国人の文鮮明と言うペテン師が作ったカルトなのだが、その韓国の宗教の名を騙った詐欺集団に選挙の際の様々な支援を全面的にバックアップを受けていて、その差配を日本の総理大臣が行っていたと言うことなのだ。こんなとんでもない人を、国葬にするなんて正気とは思えない。 

 自民党というのは自分たちさえ良ければ国民などどうだって良いと思っている政党だとは長年思っていたが、そして政権政党でいるためには手段を選ばない政党だと言うことはわかってはいた。しかしながら、多くの被害者を出した悪辣な宗教を名乗る詐欺団体と長年一体になっていたとは知らなかったし、これほどまでに想像をはるかに超える酷い政党なのだとは思いもしなかった。

 オウムや統一教会で有名な紀藤弁護士は、統一教会を「人をだまして野望を実現するという、政界や国連に食い込むコングロマリット宗教法人。世界で問題になっている」「近づいてはいけない団体。」という評価をしているのに、自民党の殆どの議員は恥知らずにもこうした悪辣な組織にとっぷりと浸かって様々な支援を受け続けていたのだ。支援を受けると言うことは、当然支援をする方も見返りを期待してのことに決まっているわけで、その見返りの最も大きなものは、悪辣な詐欺行為に対して警察や検察が動かないようにしてもらいたいと言うことであったことは容易に想像ができる。実際、以前にマスコミなどで大きく取り上げられていた頃と変わらない巨額な献金が韓国に送られ続けていたのに、警察も検察も全く動かなかった。これは自民党の強い意向が公安当局に働いていたとしか考えられない。
 統一教会からの議員への支援というのは、信者からむしり取った献金と無償の労働力だが、こうしたことから国民を守るのが本来の政治家の使命の筈だし、まして政権政党の議員ということであれば、国民を宗教の名で脅してお金を奪い取るなどと言うことから人々を守るのが当然なはずなのに、逆に統一教会に近づいて様々な恩恵にあずかり、日本国民が韓国人によって作られた宗教を騙ることで財産を奪われ続けると言ったとんでもないことに手を貸していたいたわけで、その責任は極めて重大だ。

 統一教会の元幹部の男がテレビに出演して、毎年韓国に500億円から600億円もの資金を送っていたと証言していたが、こうしたお金は、まさに日本国民の資産だ。その資産を宗教の名を借りて収奪し続けた詐欺グループの宣伝マンとして元総理大臣の安倍が統一教会の悪行を間接的に手助けをしていた。
 1980年代から90年代にかけては統一教会の悪行が頻繁に報道され続けていたにもかかわらず、統一教会のような犯罪組織が摘発されないのが不思議だったのだが、オウム真理教事件が一段落ついた後、警察庁や警視庁は統一教会の捜査に本腰を入れようとしたが、なぜか取りやめになった。警察幹部から「政治の力が働いてダメだった」と聞いたと、ジャーナリストの有田芳生氏はネットメディア「デモクラシータイムス」で証言している。
 この有田氏の証言を裏付けるものが、自民党の井上候補が7月6日に、さいたま市文化センターの大ホールで開かれた教会関連団体の集会「神日本第1地区 責任者出発式」に参加し、挨拶に立ったのだが、そのさい、教会の幹部が次のように紹介すると、井上は割れんばかりの拍手を浴びた。
「うちの教会、うちの組織もたくさんの問題があります。この問題を支援してくださる方が井上義行先生でございます」「井上先生はもうすでに信徒になりました」
 全く驚いたものだとしか言い様がないのだが、政権政党の議員どもが宗教の名を騙った詐欺グループの守り神となっていたのだ。もちろん、井上のような下っ端議員はやれることが知れているだろう。安倍や細田のような自民党の中でも強力な力を持った輩どもが統一教会の守り神として働いていたことは、疑う余地すらない。

 安倍の第一次政権時代の首相秘書官だったのが井上で今回当選したのだが、旧統一教会の賛同会員だと認めた。
 統一協会側の言い方だと「食口」(シック)だと言うことのようなのだが、シックは信者のことのようだ。このような紹介をされて井上は否定しなかった。あとでこのことをマスコミに追求されると「私は賛同会員です」と言ったのだが、これは間違いなく旧統一教会系の政治家だと言えるだろう。
 しかも、長年統一教会について取材を続けている人が言っていたことなのだが、賛同会員というのは初めて聞いたという。どういうことかというと、あのようなごまかしようのない映像が繰り返しテレビで放映されたことから、記者たちの追求に困り果てて思わず賛同会員と口走ったと言うことが本当のところのようなのだ。まさに、典型的な逃げ口上という奴だ。

 有田芳生氏が言っていたことではあるのだが、有田氏がオウム真理教に関して警察に問いかけをした時には、オウム真理教の後、統一教会を摘発すると言うような話があったのに、いつまでたっても何もなかったので、何で統一教会を摘発しなかったのか警察にを訊いたら、「上からの圧力でした」というようなことを言われたという話があった。
 霊感商法に対する組織全体に対する摘発を警察がやろうとしていたのに、それをストップさせたのが、統一教会系の政治家だったとしたら大問題だ。しかも、その可能性がほぼ100%だ。もし、統一教会系の政治屋の力の影響を受けて警察が動きを止めざるを得なかったのだとしたら、日本の国の捜査機関が韓国人の思惑通りに動いていると言うことにもなるわけで、なぜなら、統一教会の本部は韓国にあると言うよりも統一教会は北朝鮮生まれの文鮮明によって作られたものなのだから、韓国と言う外国勢力によって日本の政治がゆがめられたということになるわけで、こんなあり得ないようなことが日本国内で行われていた。しかも、その殆どを国民は知らないままでいたなんて、とんでもないなどという言葉では言い表せないほどの重大事だ。
 日本の国を守り、国民を守るために国会議員がいるはずなのに、その国会議員の多くが、しかも政権政党の多くの議員が韓国の詐欺集団である統一教会の守り神になっていたというのだから、ことは重大だ。こんなことが長年にわたって続けられていたなんて、しかも、今回の安倍が死ぬと言う事件が起こらなければ、こうしたことがいつまでも続き、文鮮明も現在の統一教会の総裁も宗教と政治は一体だと公言し続けているわけで、日本という国が韓国の詐欺集団の意のままに動く国になっていた可能性が高いのだ。
 いかに、安倍という政治屋の力が強く、その悪影響が尋常ではなかったかということが、安倍が死んだ途端に一気にこれまで隠されていたことが奔流のようになって噴出してきたことからもわかる。

 最近、福田達夫と言う馬鹿が信じがたいようなことをぬけぬけと言っていたが、あれは福田赳夫元総理を祖父に持ち福田康夫元総理の息子で、今、総務会長。安倍と同じで、政治家としての能力があって政治家になったわけではなく、代々政治を家業としてきた政治屋だと言うことがわかる。
 政治家としての能力は無くとも代々政治屋の家に生まれたから自民党の総務会長という要職に就けているのだが、だからなのだろう。彼は「それによって日本の政治がゆがめられたという話じゃないので、何が問題か分からない」といったのだ。
 自民党の要職に就いている人間がこれなのだ。日本人の多くの人が莫大な資産を韓国の詐欺集団に奪われているというのに、しかも、今日や昨日始まったことではない。30年も40年も前から大問題になってきたことなのに、そうした自覚が全くないと言うより、逆に、よく知っているがためになんとかしてマスコミの追求を静めたい。かわしたい、と言う思惑があってのことなのだろうが、政治家としては完全にダメだし、無能と言わざるを得ない。
 自分を選挙で支援してくれる人が実は霊感商法で、あちこちで家庭崩壊を引き起こしている張本人である可能性がきわめて高いのに、よくこのような寝ぼけたことを言えるものだとしか言い様がない。選挙の度に応援し続けている統一教会とは無縁の人が聞いたらどう思うだろうか。3,000万円の本や何百万円の壺などを買わされた人が、自分を応援してくれている人の中にもいるかも知れないのに、そうしたことに思いを巡らすだけの頭が無いと言っているのと同じなのだ。
 信者になると、家屋敷から土地も何でも金目のものは全部売り払って金に換えて統一教会に献金しろと要求してくるわけで、そういう異常な献金行動、霊感商法でカネをかき集めていた連中が日本全国で長年にわたって活動してきたことに対して、「何が問題か分からない」。
 安倍の祖父の岸信介という元首相が統一教会に入れ込んでいたことは様々な報道で知られているが、福田達夫の祖父である福田赳夫も同じように統一教会に夢中になっていたのだ。
 1つの例だが、福田赳夫元首相は1974年5月に帝国ホテルで文鮮明が主催した「希望の日晩餐会」に出席し、祝辞を述べたのだが、その内容が常軌を逸している。
「アジアに偉大な指導者が現れる、その名は文鮮明、私はこのことをうかがいましてから久しいのですが、今日は待ちに待ったその文先生と席を同じくし、また高邁(まい)なるご教示にあずかりまして本当に今日はいい晩だと、気が晴れ晴れとしました」と文鮮明に対して最大限の賛辞を送っていたのだ。
 こうしたことからも安倍家も福田家も筋金入りの統一教会の守り神なのだ。統一教会の守り神としては、統一教会の非難の矛先をかわしたい。できればうやむやにして消してしまいたい、と言う気持ちがああした幼稚な言動となったことは疑う余地すらもない。
 何が問題なのかがわからないのではなく、あまりにも問題を知りすぎているからこその言動なのだとしか思えないのだ。

 長くなったので、続きはまた次回。








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