新型コロナとオリンピック




2021.8.09.

 最近になって、新型コロナの感染者が急激に増えてきたからだろうが、ネット上ではとても不安だということを書く者が少なくない。そして感染者が急激に増えてきた時期とオリンピックが始まった頃と重なっているからなのだろうが、やはり、オリンピックを開催したのは間違いだったのではないのか、と言うものが増えている。
 私としては、どうして不安なの?と、問いかけたくなる。
 もちろん感染者が増えているので、漠然とした不安があると言うことなのはわかってはいるが、もう、今では尾身氏も繰り返し言っているように、新型コロナに感染する危険性の高い行為はわかっている。他人と近くで話をすること。特に大声で話すのは良くない。密になるのは良くないと当初は言われていたが、満員電車に乗っていても感染したという話は聞かないことから、密よりも他人と面と向かって話をすることが最も良くないようなのだ。このほかには気づかないうちに感染者の触ったところに触っているかもしれないので、外出から帰ってきたら手を洗う。逆に、他人と大声で話したり、外出から帰ってきても手を洗わないというような危険な行為をしなければ感染することはないのだ。
 オリンピックの開催と殆ど軌を一にして感染が急激に拡大したことから、オリンピックを悪玉に仕立て上げようという機運があるようなのだが、オリンピックと言うよりも、今回の緊急事態宣言が東京都に出されたことで、飲食店ばかりがやり玉に挙げられ続けていることに業を煮やした飲食店の経営者の多くが、やってられるか!と言うことで政府や自治体の意向に反旗を翻した。
 マスコミの言うことがほんとうだとすると、都内の飲み屋の半数は夜遅くまでお酒を出して通常営業をやっていて、そうした店ではお客が列をなしているらしい。
 新型コロナの感染にとって一番危険なことは、飲み屋で他人と一緒にお酒を飲むことなのだ。酒を飲んで酔っ払ってくるとどうしても声が大きくなる。大きな声で面と向かってしゃべれば感染の確率は高まるに決まっていて、これはみんなが知っていることの筈なのに、一番危険なことをやってしまっている。
 当然、こうしたこととオリンピックとは関係がない。飲みたいやつというのは、どんなことでも飲むための口実に使うものなのだから。
 それに新規感染者の数がどんなに増えようが、重症化し死ぬ人が少なければどうと言うことはない。日本でも欧米でも新規感染者の数は増えてはいるが、死者の数は昨年から今年の春くらいまでとは桁違いに減っている。中等症や重症化をしても感染している人の年齢が下がっているのと高齢者の殆どがワクチンを打っているからで、死にまでは至らないことが殆どだからだと思われる。
 マスコミは視聴率目当てに新規感染者の数ばかりを取り上げて騒ぎ立て、コメンティーターの人たちはあおりに煽っているが、私は、人ごとだと思って全く気にしていない。
 もちろん、テレビ局だけではなくテレビに登場してくる医学の専門家たちも懸命になって煽っている。
 しかし、医学の専門家が必ずいつも正しいと言うことにはならない。ずいぶん昔だが、ヨーロッパのある国でADHD(注意欠陥多動性障害。小児期に出現する注意力散漫と多動を特徴とする症候群)が増えていると言うことに気がついた人たちが調べると、医者の間違いが多々あることがわかった。ある少年がボロボロに使い古した靴を調査チームに見せてくれたのだが、その子は新しい靴を買ってもすぐにだめにしていまうということから、医者からADHDと言う病名を与えられたのだが、調査チームが少年に詳しく話を聞くと彼はスケートボードが大好きで、その練習を毎日続けていただけだったのだ。
 医者という専門家が危険性を煽っているという状況では、一般の人間が不安に陥るのも当然だが、公園や路上でお酒を飲んで騒いだり、飲み屋に行って夜遅くまで飲んで騒いでいると言った、危険だと言われていることをあえてやっている人たちが、新型コロナに感染したからと言って知ったことではない。
重症化しても入院できる病院がなかなか見つからないと言ってマスコミが騒いでいるが、それこそ自業自得もいいところなのではないだろうか。









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