新型コロナの感染者について2




2021.3.25.


 ここに来て暖かくなり、桜も咲き出してきたことから、馬鹿者どものはしゃぎようが尋常では無くなってきたようだ。
 テレビでは、馬鹿者が各地で大騒ぎを深夜まで繰り広げている様子を放映していたが、彼らの頭には自分たちのやっていることが新型コロナの感染者が増えることにつながるかも知れないなどとは考えもしないのだろう。
 駅前広場や公園などで、大勢の若者たちが酒を飲みながら騒いでいるのだが、酒を飲んでいると言うことはマスクもしないで大勢で集まってはしゃいでいると言うことなのだ。
 こうした行為は新型コロナの感染拡大を煽る行為だと言うことを知らないはずが無いのだが、彼らは自分たちは若いので感染してもたいしたことがないと思っているのだろう。
 しかし、彼らは感染してもたいしたことがないかもしれないが、その彼らには家族がいるはずだ。家に帰れば両親がいる者も少なくないはず。なかには、祖父母もいるという者もいるだろう。もし、祖父母に新型コロナの感染をさせてしまえば極めて重大なことになる。
 さらに、馬鹿者どもは知らないだろうが、新型コロナの感染者が治った後に後遺症が残ることが多い。テレビに出ている医者の話では、だいたい70%くらいの人に後遺症が残るという。
 これまでに報告された新型コロナの後遺症は、全身の疲労感、息切れ、認知機能障害、睡眠障害、抑鬱などの精神症状、そして誰もが知っている味覚障害や嗅覚障害だ。
 こうした症状は、病気から回復した直後から数ヶ月も続く場合や治ってしばらくしてから突然症状が出る場合もある。
 特に、疲労感は洗面や着替えといった動作をしただけで疲労困憊になってしまい、寝込んでしまうこともあるという。当然、家事は勿論仕事も出来ないので、生活に大きな支障が出ることになる。
 この後遺症は、結構若者にもでているのだが、彼らは後遺症のことを他人に言わないので、殆どの馬鹿者は知らないのだ。

「(CNN) 新型コロナウイルスによって入院した人のうち7割が退院後5カ月が経過しても完全には回復していないことがわかった。英国の研究で明らかになった。
今回の研究によれば、新型コロナウイルスを乗り切った人でも心身の健康に対する懸念が継続し、5人に1人が新たな不調を経験するという。健康問題が理由で働けなくなったり仕事を変えなければならなかったりした人も同じような割合で見つかった。
 症状が長引く可能性が最も高いのは中年の白人女性や、糖尿病やぜんそく、心臓疾患などリスクの高い症状が少なくとも2つある人。
 英レスター大学のレイチェル・エバンズ准教授は声明で、新型コロナウイルス感染からの退院5カ月後も、重たい症状や心身の健康状態の問題、臓器障害の証拠があることが示されたと述べた。
 人工呼吸器が必要だったり集中治療室(ICU)に入院したりした人は回復にさらに時間がかかることも明らかになったという。エバンズ氏は、さまざまな長引く問題の多くは重たい症状では説明できず、他の根本的な原因があることを示唆しているとも強調した。
 今回の研究では、新型コロナウイルスを発症し、2020年3月から11月に退院した1077人を調査した。そのうち67%が白人、36%が女性、50%が少なくとも2つのリスクの高い病状を抱えていた。
 5か月後に追跡調査を行ったところ、完全に回復したと感じると答えた人の割合は29%にとどまった。90%以上が少なくとも1つ持続的な症状があったほか、大部分が平均して9つの持続的な症状があった。」

 新型コロナの感染者が重症化すると、肺がウィルスによって冒され機能を失うので、まるでおぼれたような状態になる。
 呼吸をしても肺が機能の多くを失っているので、体が酸素が足りないという状態が延々と続くのだ。
 老人のなかには、酸素が足りていないという状態に気がつかないで、突然倒れてしまい、そのままご臨終という人も少なくない。
 自分の祖父母をこうした目に遭わせることになるかも知れないとは、馬鹿者どもには考えることが出来ないようなのだ。
 そうなのであれば感染者の数を日々数え上げ、一喜一憂するなんてばかげている。
 1年前ならば、感染した人に対しては深い同情の念を感じ、早く治って貰いたいと思ったものだが、今は全く違っている。
 今は、スーパーコンピュータの富岳のシミュレーションなどによって、何をすると危険なのかはわかっているのだ。それなのに未だにたくさんの人が感染してしまうと言うことは、あえて危険な行為をしたわけで、そんな愚か者に同情する気にはなれない。
 不特定多数の者が飲食をするところで食事をしたり飲んだりすると言うことは極めて危険な行為だし、カラオケのような密室状態の中で大声で歌うなどもってのほかなのに、愚か者はあえてそれをやりたがる。
 こうした愚劣きわまりないことをした者が感染したからと言って、国を挙げて感染防止に取り組まなければならないなどと言うこと自体ばかげている。
 愚か者の愚かな行状を制御するとなったら、最低でも欧米のような厳しい罰を設けない限り不可能なのに、日本では愚かなマスコミと野党のご立派な考えによってお願いしか出来ないのだ。お願いだけで、愚か者の行為をコントロールなど出来るはずがない。
 まあ、マスコミにとっては大きな視聴率を稼げるすばらしいネタなので、日々数字を取り上げないわけにはいかないのだろうが、政府も一緒になって騒ぎ立てるのはばかげてはいないだろうか。マスコミが視聴率ほしさに騒ぎ立てるのはしかたのないことなのだろうが、だからといって、マスコミと一緒になって政府までもが騒ぎ立てるのはばかげているし、もう、いい加減に止めたらどうなのか。
 感染が拡大したら、医療が逼迫すると医療関係者は言うので、政府が傍観していたらマスコミの格好の餌食になると言うことなのだろうが、医療が逼迫したら逼迫したで放置すれば良いのだ。
 1月頃のように、救急車を呼んでも入院できる病院が無く、結局また家に戻るしか無くなってしまったと言った報道があって、そうしたことが大々的に喧伝されたことから一気に感染状況が改善していったのだが、愚か者はあのようなことをまた繰り返したいのだろう。
 全くのところ、愚か者の愚かな行状に1年以上も付き合わされて、いい加減にうんざりだ。もう、好きなようにしてくれ、としか言いようがない。








ご意見等がありましたら下記にどうぞ




 話がおもしろい、または、ためになったと思われた方は下の画像をクリックしてください。
 勿論、購入するかどうかはあなたの判断です。