日中の新型コロナの対応の違い




2021.2.27.


 日本に住む中国人の感想だが、
「緊急事態宣言中の外出も、どんなに政府が不要不急の外出を控えるように促しても、多くの日本人は以前よりも言うこと聞かず、自らを抑制していないに見える。
 上海ではわずか16人の感染者が出ただけで、人々は外出を自粛した。有名観光地も一気に閑散としてしまい、人々の意識が随分変わったなぁと感じた。
 一方、日本では、緊急事態宣言が出ているにもかかわらず、週末は東京都内の主要駅周辺にはソーシャルディスタンスを取るどころか、大勢の人出でごった返している。自粛する気配が感じとれず、思わず日本と中国における人々の「意識の違い」を比較してしまった。」

 確かに、中国人の言う通りだとは思う。
 ただ、どこの国にも馬鹿はたくさんいるのだが、中国では特に新型コロナの感染に関しては、馬鹿なことをしようとすれば警察などによって強引に止めさせられる。
 しかも、ただ単に止めさせられるだけではなく、どうとでも理由をつけて刑務所に入れることも権力側にとってはいとも簡単にできてしまう。
 こうした恐怖政治の下では、人々はおとなしく権力側に従うしかない。
 これに対して日本では、馬鹿は法律に触れない限りどのような馬鹿なことでも出来てしまうのだ。
 町中に出て、大勢の人と接し、不特定多数の人が飲み食いする場所で楽しくおしゃべりをすれば新型コロナの感染を広める要因になることは皆知っていることだが、町に出ることを規制しているわけではないので、馬鹿は町に出て好き勝手なことをしている。
 こうした状況では、当然、感染者が中国のように大幅に減ることなどあり得ない。
 馬鹿が町中で感染者と接触し、家に帰って家族にうつすと言うことも日常の出来事だ。
 こうしたことから、中国ほどではなくともせめて欧米くらいの規制をかけたらと思うが、そうすると野党と馬鹿マスコミが騒ぎ立てるので結局の所、殆ど何も出来ないという状態のままだ。
 更に、政府もマスコミの態度を気にかけすぎてしまい、結局愚か者が何をしようとも放置するしか無いという状態が続いている。
 要するに、中国のような強権によって支配する政府が良いのか、日本のように感染に対しては殆ど何も出来ない政府が良いのかは難しいところだが、少なくとも感染者はさほど減らないとしても中国共産党が支配する国よりは、今の日本の方が遙かに良いと思う。
 しかし、自由をはき違えている馬鹿どもが町に出て好き勝手なことをしているという状況では、1都三県での感染が劇的に減ることなど考えられないが、感染者を大幅に減らさないことには町で商店を営む人にとっても先が見えないし、不安しかないだろう。


 少し前に、日本テレビでアメリカでの新型コロナの感染者が入院している様子を放送していた。
 見た人もいるとは思うが、深夜なので見なかった人の方が多いだろう。
 撮影場所は、テキサス州のヒューストンで、新型コロナ患者専用の治療施設ユナイテッド・メモリアル医療センター。
 この施設で、50代の体格の良さそうな男が次々と死んでいくようすが緊迫感を持って映像化されていた。
 放送時間がきわめて限られているので、2人の患者の死んでいく様子しか放送しなかったが、たぶん実際にはもっと多くの人が死んで行っているのだろう。なにしろアメリカでの新型コロナの感染死亡者数は50万人を超えてしまっているのだから。そしてこの数字は昨年の秋に、アメリカの大学が来年の2月の末までに50万人の死亡者数がでると言っていたのだが、その予想が驚くほど正確に的中してしまっている。
 余りにも多くの人が死んでいるので、多くの人は死者に対しては単なる数字の変化としか受け止めていないようなのだが、新型コロナの感染によって重症化して死んでいくという過程については、とても悲惨なものがある。
 新型コロナの感染者が重症化すると、肺がウィルスによって冒されてしまっているために、殆ど肺が機能しなくなる。いっそのこと全ての肺の機能が失われてしまえばすぐに死ぬのだろうが、酸素マスクをして僅かに残った肺の機能を使って生き続けているのだ。
 患者は苦し紛れに酸素マスクをはずそうとする。酸素マスクがあるから息が吸えないと勘違いをしているらしいのだ。
 看護婦たちは懸命になって酸素マスクが取られないようにし、酸素マスクを取ったら死んでしまう!と患者の耳元に向かって大声で訴えている。
 それでも患者は酸素マスクを外してしまい、もうダメだ!助けてくれ!などと言って叫んでいる。
 看護婦は、外された酸素マスクを付けようとし、酸素マスクを付けないと死んでしまいますよ!と言いながら酸素マスクを付けようとするが、患者の抵抗に遭って中々思うようにならない。
 患者の方は、酸素マスクを付けた状態でいくら呼吸をしても体に酸素が回らないために苦しみ続ける。
 まさに、おぼれかかったような状態が延々と続くのだ。
 この苦しみから逃れようとして、酸素マスクを外してしまうのだが、それは逆効果なのだ。
 喉を切開して人工呼吸器をつけると一時的には安定するが、しばらくすると突然心臓が止まってしまう。
 おそらく、酸素が足りないという状態が続いているので、心臓が懸命になって酸素不足を補おうとして最大限の拍動を続けているのだが、こうした状態が長時間続くと、やがてのことに心臓がへばってしまって動くことを止めてしまうのだろう。
 心臓が止まったという機械からの警告を受けた医者も看護婦も一斉に患者の所に駆けつけて、懸命になって心臓マッサージをするのだが、機械からの警告音が鳴り続けるだけで血圧は最大で58までしか上がらない。そして、心臓マッサージを続けているのに少しずつ血圧が下がっていき、0に近づいていく。
 やがてのことに、医者から死の宣告が下される。

 勿論、入院した人の全員が死ぬわけではなく、この番組内でも若者が回復して退院していく様子もあった。だが、この男は車いすに乗ったままの状態で退院していったのだ。まだ24歳の若者なのに、車いすに乗ったままの退院と言うことは、ウィルスは消えても長期間の入院で筋肉がなくなってしまい、歩くことも出来なくなっていると言うことを示唆している。
 若いので、死は免れることは出来たが、この後長期間にわたって筋力を取り戻すためのリハビリと、後遺症との闘いを強いられることは確実なのだ。

 こうした状況は、日本でも日々日本中の病院で繰り返され続けているのだろうが、日本でのこうした治療の深刻な様子は全くと言って良いほどに放送されない。
 この番組も深夜での放送だったが、多くの人がテレビを見ている時間帯に放送したら良いのだと思う。
 新型コロナの感染者が死ぬ時と言うのは、これほどまでに悲惨な状況で死んでいくのだと言うことをみんなにわかってもらうことが、愚か者の行動を抑制するのにつながるのではないだろうか。
 こうした悲惨な状況で死んでいくのだということをを知らないので、バカな老人は大声でしゃべったりカラオケを楽しんだりしているし、死んだ人はただの数字としか受け取られないのだ。







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