2020.07.15 | ||
日本にはたくさんの孤独を感じている人がいるそうです。 もちろん、孤独であるが故の自由というものがある一方で、寂しさもある。 多くの人に囲まれていれば、楽しいこともあるだろうが、人間関係でいやなこともたくさんあるはず。 極端な話、親子でありながら殺しあいをすることだってさほど珍しいことでも無い。 勿論、独り身であるがゆえの辛いことや嫌なことはあるし、大勢の人に囲まれている人にとっても不快なこともたくさんあるに違いない。 そうしたことを乗り越えて、独り身の男が日々感じたことを発信し続けていきたいと思っています。 同じ、独り身の人の参考になれば幸いです。 もう10年以上も前のことだが、snsで知り合った男が死んだ。 彼は天涯孤独の身の上で、肺がんで入院したと聞いて出向いていったが、病室には患者以外誰もいなかった。 夜の女の息子として生まれた彼は、父親というものを知らないままに成人したらしい。 やがて、母親が他界したが、彼は独身のまま年を重ねていき、お酒が大好きなうえにヘビースモーカーだったせいだろうがまだ40代だというのに、気がついたら肺がんの末期だったのだ。 独り寂しくベッドに横たわっている男の姿を見て、将来の自分の姿だと思った。 結局彼は、誰にも看取られることがないままにこの世を去って行ったのだった。 誤解のないように書き加えるが、私は彼から1円たりとも利益を得ていない。 とても遠方に住んでいたので、朝早く起きて新幹線に乗って行っても家に帰り着くのは深夜というありさまだったので、頻繁に彼の元に出向くことは出来なかったし、費用も交通費以外にお見舞いのための果物や花などを買ったりすると、1度行くだけで数万円の出費を余儀なくされたからだ。 ある日、亡くなったという知らせを病院から受けたが、葬儀も何もしないと言うことなので、亡くなった後には1度も行っていないためにその後どうなったのかは知らない。 もし、上記のような孤独の身の上で、誰かに頼りたいと思った時には男女問わず声をかけてくれてかまわない。出来る範囲であるが同じ身の上の者同士、力になりたいと思っている。 ただし、上記の件でわかったのは、あまりにも遠方の場合には金銭的にも体力的にも大変なので、今後は自分勝手で申し訳ないが関東地方の人限定にしたいと思っている。 ![]() 話がおもしろい、または、ためになったと思われた方は下の画像をクリックしてください。 勿論、購入するかどうかはあなたの判断です。 |