藤井二冠とマスコミ




2020.10.09.


 近年藤井二冠が登場してきたことで、将棋ブームが巻き起こり、マスコミでも盛んに取り上げられるようになってきた。
 NHKでは何度も藤井二冠をNHKスペシャルなどで取り上げ、彼を将棋の神様であるかのような扱いだ。
 民放でも藤井二冠をしばしば取り上げてはいるが、いかにも馬鹿丸出しの対応で、棋戦が繰り広げられている最中だというのに肝心の将棋のプロセスは殆ど取り上げないばかりか、棋戦の盤面など全く見せようともしないで藤井二冠が何を食べたか。勝負飯などと言って、事前に何を食べるか予想をすると言った全く愚にもつかないようなことばかりを放送をしている。
 全くもって、軽薄としか言いようがない。
 番組でも将棋は頭の格闘技だなどと言っておきながら、その肝心の格闘の様子をなにも見せてはくれないし、言ってもくれない。
 NHKの番組では棋戦の状況を示す盤面が紹介され、この手がすばらしいとか勝つまでの手順を紹介してくれるので、とてもおもしろいし参考にもなるのだが、民放の番組ではそうしたことは何も無いので、将棋の好きな者にとっては、いったい今どのような闘いを繰り広げているのかを知りたいのに、殆ど肝心要の将棋対局の様子も見せなければ盤面すらも見せてはくれない。
 全くもって、いったい何なんだと言いたくなるが、まあ、民放における将棋ブームとはこの程度のことなのだ。

 個人的には子供の頃から将棋が好きで将棋を指してはいたが、全く上達をしないままだった。
 ずいぶん昔からパソコンというものが発売されていたが、当初はコマンドを打ち込んでの面倒な作業だったためにあまり関心を示さないでいた。所が、ウィンドウズ95の入ったパソコンが発売されると、操作が簡単になると同時にソフトも多数発売されるようになった。
 この中には将棋ソフトもあった。
 パソコンと将棋ソフトを購入して対戦をしてみたが、当初は全く歯が立たずに飛車角を落としてかろうじて勝ったり負けたりを繰り返すという情けない状態だった。それこそ藤井二冠が見たら、あきれて言うべき言葉も無いという感じだったことだろう。でも、その頃には藤井二冠はまだ生まれてもいなかったのだ。
 あれから25年がたち、週に1度か2度ほど将棋ソフトを立ち上げてはパソコンと勝負を続けてきたことで、対等に勝負が出来るようになり、5−6年くらい前には殆ど対等の条件でコンスタントに勝てるようになったことから、当時売られていた将棋ソフトをパソコンに入れてやってみたところあっという間に詰まされてしまい、あまりの強さに驚くと同時に、これでは話にならないと言うことで、ウィンドウズ95の時に買ったソフトに戻ることにしたのだった。
 古いパソコンに入っている将棋ソフトなら油断をするとあっという間に負けるが、油断さえしなければまず負けることは無いので楽しく将棋を指し続けることが出来る。
 25年前のパソコンが今でも動き続けているというのも驚きだが、ウィンドウズ95はあまりにも動作が不安定ですぐに壊れてしまい、その度に面倒なコマンドを駆使してOSを入れ直すというのが大変すぎることからウィンドウズ98が発売されると98にOSを入れ直しただけで、そのまま使い続けてきた。
 今ではこのパソコンは将棋をするためだけにしか使われないのだが、週に1度か2度しか使われないせいか、いつまでも壊れずに動き続けているのは感動ものだ。









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